消費者金融のグレーゾーン金利に関して思ったこと

 最近マスコミではアイフル叩きが流行ってます。
 本来貸金は法定年利20%と定められているのに対して、出資法では法定金利年利30%(ぐらい)と定められており、消費者金融は個人に対して出資するという姿勢で貸すことにして、年利30%を貪っている現状を、グレー金利と言って問題視しております。
 確かに、法の抜け穴といえば抜け穴なんでしょうが、年利20%では儲からないじゃないでしょうか?そもそも、消費者金融に手を出す人は最後の手段として手を出す訳です。今更低金利とか言ってる場合じゃない人が借ります。なので、年利20%にすることで審査が厳しくなり、今まで借りれた人が借りれなくなる事態は本末転倒かと思うのです。
 上のことをまとめると、今現在お金を借りるフローとして考えられるのは
 家族(0%)→親戚(3%)→友人(5%)→銀行ローン(10%)→キャッシングローン(15%)→消費者金融、街金(30%)→闇金(1000%以上)
 つまり、闇金ちょwwww
 って感じになってしまいます。街金で借りれなかった人は、次はグレーゾーンどころか違法の闇金に手を出さなければいけなくなる訳です。なので、消費者金融、街金の年利を法定で縛るのは逆効果では無いかと。
 そもそも自己破産とかカード破産してるのは、当然本人のせいだと思うんですが、好感度CMを垂れ流すTV局にも問題有るんじゃないの?って思います(って言っても消費者金融、派遣会社ぐらいしか良いスポンサーは居ないのかもしれませんね。。。