おみこし理論

金出武雄の御神輿(おみこし)理論 

  1. 御神輿をみんなで担いでいると、
  2. たまに自分が力を出していなくても、御神輿は倒れないことに気付く。
  3. ずっと自分が力を出さなくても、まだ倒れない。
  4. ぶら下がる奴まで出てくるが、倒れない。
  5. やがて限界に達して、御神輿は倒れる。
  6. 人間の組織はこうなりやすい。御神輿のような崩壊経路をふさいでいない組織は、危険で短命である。

ヒューマンエラーはなぜ起こるにて見つける。
凄い格言だ・・・


追記:

漢の劉向が編纂した『説苑』に、次のような4分類があります。

従命利君、為之順。
主人の命令に従って、主人に利益を与えることを、順という。

従命病君、為之諛。
主人の命令に従って、主人に害を与えることを、諛という。

逆命利君、謂之忠。
主人の命令に逆らって、主人に利益を与えることを、忠という。

逆命病君、謂之乱。
主人の命令に逆らって、主人に害を与えることを、乱という。

これも知らなかった。忠義と従順とはそんな意味が含まれていたとは。